2021.06.30
洗口剤について
洗口剤とは、うがい時に使用する事で虫歯予防、歯周病予防あるいは口臭予防が期待される液体製品のことをいいます。
この洗口剤は、歯肉縁上(歯ぐきの上)プラークの破壊や殺菌、プラークの再沈着を防止する効果がありますが、その普及率は、外国に比べ日本の普及率は、とても低いといわれております。
洗口剤は含まれる薬剤の特性により、歯の表面やプラーク表面に付いて作用する薬剤とプラークの深くに浸透して作用する薬剤に大きくわけられます。
<歯の表面やプラーク表面に付着して作用する薬剤>
水溶液中で強いイオン性をもって陽イオンを発生させる薬品は、表面がマイナスに帯電しているプラークや細菌、あるいは歯面や粘膜面に付着することで殺菌作用が発揮されます。
また、歯面等に吸着することでプラークの再形成を抑制する効果があります。
この作用を持つ薬剤には、グルコン酸クロルヘキシジン・塩化セチルピリジニウム・塩化ベンゼトニウムがあり、当院ではコンクールFとバトラーCHX洗口液をご用意しております。
歯磨きした後、なるべく早めに行うと効果が高まります。
<プラーク深部へ浸透して作用する薬剤>
非イオン性で、歯面やバイオフィルム表面への吸着は弱いが、プラーク内部に浸透し短時間に殺菌性を示す効果があります。
この作用を持つ薬剤には、ポピドンヨード、エッセンシャルオイルがあり、イソジンうがい薬やリステリンなどがあります。
使用法として食間などプラーク形成が始まる頃に使用することで、効果が高まります。うがい後は飲食等控えるようにしてください。
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