2018.01.25
口腔の働きに衰えがあると死亡リスクが2倍に
口周りのトラブル「むせる」、「硬いものがかめない」などが将来の死亡リスクを2倍にしてしまうという研究結果が出ました。
人は誰でも老います、老いてからも健康な方、介助が必要になる方に分かれてしまいます。
生涯介助の必要がなく健康でいられる事を表す「健康寿命」という言葉はご存知の方も多いでしょう。
ではどのようにしたら生涯健康でいられるのか、これを熱心に研究されているチームがあります。
老いるとあちこち虚弱してしまう方もいます、介護の必要がなくても杖を使う、手すりがないと階段の上り下りがつらい、などの症状が出てしまいます。
この虚弱してしまうことを「フレイル」といいます。
体だけでなく、歯を失ってしまってよくものが噛めない、肉などが喉につかえる、こういった症状は「お口のフレイル」になります。
口周りにトラブルがあると食事量が少なくなり、肉や硬いものを避けてしまうようになるので栄養状態が偏ります。
その結果体力の低下、健康状態の悪化がみられるようになります。
口周りのトラブルが多ければ多いほど将来要介護になる確率や死亡リスクも高まってしまいます。
医科で様々な病気の治療や薬を服用していても食生活や食べ方の偏りがある、歯がない、虫歯や歯周病を放置している、という方は非常に健康状態が悪化しやすいのです。
口から食べ、栄養を体に運ぶという人体の仕組みを意識すればどれだけ口腔内の状態が全身につながるかがわかりますね。
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