2017.02.19
子供の反対咬合
日本人は欧米人に比べ反対咬合(噛み合わせが逆)が多いです。
3、4歳で全て乳歯の反対な噛み合わせは、寝ている間に使う簡単な装置で治すことができますが、成長とともに反対咬合は治療が難しくなります。大人になるまで放っておくと上顎の発育が悪くなって難症例となります。上顎の成長が悪く反対咬合になっている場合は、上顎の成長期に、上顎を成長させることが大切です。
この患者さんは前歯4本が永久歯の時(小学1年生)に反対咬合で来院されました。このまま、治療せずに全てが永久歯になっていたらかなりの治療が必要だと思われます。
夜寝る時につける装置で良い状態になってきました。これから前歯をキレイに並べる治療に入っていきます。顔の感じも変わってきました。