2024.10.21
フッ素の効果
フッ素とは、自然界のなかに広く存在する天然成分です。
身近な食品、例えばお茶や
海藻、魚介類などに多く含まれています。
WHO(世界保健機関)やFAO(国際連合食料農業機関)
が『歯の健康に有益』と認め
むし歯予防のために、世界中で積極的に使われています。
では、フッ素とはどんな働きをするのでしょうか?
フッ素の働きには、大きく分けて3つあります。
① 唾液(つば)のなかに溶け出した歯の成分、カルシウムとリン酸が歯に取り込まれやすくなり、歯が修復されるスピードが増して修復される量も多くなります。
② フッ素には抗菌作用があるためむし歯菌の活動を抑える働きがあります。
③ フッ素と一緒に修復された歯の結晶は、もとの歯よりも硬い結晶になるため、むし歯になりにくい丈夫な歯になります。
適切な濃度がお口のなかに長く保たれるほど、これらの効果が発揮されるので、フッ素配合の歯みがき剤には、こうした効果が発揮されやすい適切な濃度が配合されています。日本ではこれまで歯みがき剤は1000ppmF以下のフッ素濃度と定められていましたが、
2017年3月に国際基準にのっとったより効果の1500ppmF
配合が認められました。
これは、予防先進国のスウェーデンをはじめとする諸外国の歯みがき剤と同じ濃度です。
この高濃度フッ素配合製品は、市販でも当医院でも販売されていますので、是非手にとって見てみてください!
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