2024.03.04
舌ブラシについて
舌ブラシについて
普段から舌磨きをされていますか? お口の中の表面積の割合は、歯の表面積が25%・舌、咽頭(のど)・口の粘膜などの割合が75%あります。口の中には様々な菌が定着し、350~700種の細菌がいるといわれています。 細菌の分布は、歯の表面に約10億個、のどの粘膜に約1億個、舌苔(舌の汚れ)に約1億個、歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目の溝)に約1億個が生息しています。 舌の汚れは、新陳代謝ではがれた粘膜上皮の細胞、血球成分、食物残渣(食べカス)、細菌の死骸などからできており、嫌気性細菌(空気を嫌う細菌)によって分解され口臭の原因物質である 揮発性硫黄化合物が発生されます。 一般的には口の中のお掃除は、歯についたプラーク(歯垢)を歯ブラシで除去すれば大丈夫ですが、高齢者や自分自身でブラッシングができない方、特に薬の副作用などにより唾液量(つば)が低下してる方は、舌の細菌が増殖して誤飲性肺炎などの危険性が高まるため、舌ブラシによる舌磨きをおすすめいたします。 また、健康な方でも歯周病や全身疾患などによる口臭でない生理的口臭の場合は、プラークコントロールよりも舌のお掃除を行ったほうが口臭抑制につながる有効な手段といわれておりますので 気になる方は気軽にご相談ください。 セレック、歯科矯正、矯正、ホワイトニング、インプラント、歯の痛み、歯ぎしり、虫歯、歯周病などのご相談は いつでも無料で行っているのでお気軽にご連絡ください!